問い合わせの経緯・企業概要クライアントは北米を中心に複数のホテルブランドを展開している企業で、各部門(人事・営業・収益管理・レビュー管理など)が独立したシステムを使用していたため、データの一元管理と経営判断の高速化に課題を抱えていました。現場では日常的に複数システムを行き来しながらデータ収集を行っており、経営層が必要な指標をリアルタイムで把握することが難しい状態でした。この状況を改善するため、「全ホテル拠点のデータを統合できるSaaSプラットフォームの開発」についてご相談をいただきました。クライアントの課題部門ごとにシステムが分断されており、データが統合されていないKPI算出の基準がバラバラで、経営指標としての信頼性が低いOTA価格や市場需要データなど、多角的な価格分析が手作業で非効率月次・週次レポートの作成に多くの時間がかかっていた経営層が状況をリアルタイムで把握できないクライアントは、「データドリブンで迅速な経営判断ができる統合プラットフォーム」を必要としていました。解決方法(弊社が担当した領域・技術)🎯 弊社の担当領域要件定義・業務分析システムアーキテクチャ設計バックエンド/フロントエンド開発AWS基盤の設計・構築KPI分析ロジックの設計UI/UXデザイン運用・保守サポートおよび継続的な改善🛠 技術スタック言語:Java、Node.js、JavaScript / TypeScriptフレームワーク:Spring Boot、Vue.jsデータベース:MySQL、Redisインフラ:AWS(ECS、SQS、SNS、SES、S3)アーキテクチャ:マルチテナント構成、非同期処理基盤、リアルタイムデータ分析設計結果(実装した主な機能)■ 料金分析(Rate Analysis)自ホテルと競合ホテルの OTA 価格、市場需要、周辺イベント情報を統合し、最適な料金戦略を支援する多次元分析機能を実装。■ KPI分析(Hotel KPI Dashboard)複数部門のデータを統合し、ホテル業界の標準指標を自動算出。経営層が複数部門を横断して業務効率を把握できる分析レポートを提供。■ ダッシュボード(Dashboard Store)必要な指標をウィジェットとして自由に組み合わせ、「1画面で全拠点・全部門を可視化できる」カスタマイズ可能なダッシュボードを提供。これらの機能により、各ホテルオーナー・運営責任者が即時に状況を把握でき、経営判断のスピードが大幅に向上しました。まとめW-Connect は、ホテル運営に必要な複数の機能を統合し、リアルタイムで多角的なデータ分析を可能にする “ホテル経営支援システム” として構築されました。分断されたデータの統合、KPI算出の標準化、価格分析の自動化などにより、ホテルチェーン全体の運営効率と経営判断のレベル向上に貢献しています。弊社は今後も、機能改善や新規モジュール追加などを通じて、クライアントの事業成長を継続的に支援しています。