ERPシステム #食品卸売#統合管理#ERP#サプライチェーン
食品卸売企業
フルスケール統合管理システムの開発
問い合わせの経緯・企業概要
クライアントは日本国内外に食品の仕入・販売事業を展開する食品卸売企業で、購買・販売・在庫・倉庫・財務など複数の基幹システムが独立して運用されていました。システム間の連携が不十分なため、経営層への報告や意思決定に時間を要していました。事業規模の拡大に伴い、業務の属人化とデータの散在が深刻化し、基幹システム刷新による業務の標準化が急務となっていました。
クライアントの課題
- 複数システムが独立して運用され、データの一元管理が困難
- システム間連携の手作業が多く、ヒューマンエラーのリスクが高い
- 経営層への報告作成に時間を要し、迅速な意思決定が困難
- 拡張性が低く、事業拡大時のシステム対応コストが高い
- 部門ごとに業務プロセスが異なり、全社的な標準化が進まない
解決方法(弊社が担当した領域・技術)
🎯 弊社の担当領域
- 現行システムの分析と業務プロセスの最適化提案
- 食品卸売向けフルスケールERP(統合管理システム)の設計・開発
- 既存システムとのデータ移行・API連携
- 経営ダッシュボード・レポート機能の実装
- 導入後の運用保守と段階的な機能拡張
🛠 技術スタック
※以下は開発で使用した技術の一覧です。専門的な内容のため、読み飛ばしていただいても問題ありません。
- 言語: Java、TypeScript
- フレームワーク: Spring Boot、React
- データベース: MySQL、Redis(キャッシュ)
- 認証: OAuth 2.0、JWT
- 開発支援: AIツール(GitHub Copilot)を活用した品質向上
📐 システム設計・開発プロセス
- 現状分析:購買から財務までの業務フローを可視化し、重複・非効率な作業を特定
- 設計:部門横断で利用するマスタデータと、権限管理のルールを整理
- データ移行:既存システムからのデータ移行計画を策定し、整合性を担保
- 開発:優先度の高い業務(販売・在庫)から段階的にリリース
- テスト:部門ごとの受入テストと並行して、経営ダッシュボードの検証を実施
結果(実装した主な機能)
- 購買・販売・在庫・倉庫・財務の統合管理
- 経営ダッシュボードによるKPI・売上・利益のリアルタイム可視化
- 日次・月次・期次の自動レポート生成
- 権限管理・ワークフロー承認機能
- モバイル対応(スマートフォン・タブレット)
これにより、複数システムの一元管理が実現し、経営層への報告作成時間が大幅に短縮されました。リアルタイムな可視化により、在庫過不足や売上傾向の早期発見が可能になり、クライアントからは「経営層の意思決定スピードが向上した」「システム間連携の手作業が削減され、業務効率が改善された」との評価を得ています。
導入効果
- 基幹システム刷新による業務プロセスの標準化
- サプライチェーン全体のデータ一元管理と可視化
- 経営ダッシュボードによる迅速な意思決定の実現
- 自動レポート生成による報告業務の工数削減
今後の展望
現在は購買から財務までの基幹業務を統合管理していますが、今後は取引先とのEDI連携や、AIを活用した需要予測・在庫最適化への発展が期待されます。また、事業拡大や新規事業の立ち上げに合わせた機能追加にも柔軟に対応できるアーキテクチャを採用しています。
まとめ
食品卸売向けフルスケールERPは、「一元管理・リアルタイム可視化・迅速な意思決定」という経営課題に対し、弊社が包括的に支援した事例です。購買から財務までの業務プロセスをシステム化し、拡張性の高いアーキテクチャで今後の事業成長に対応できる環境を構築しました。